



米国はテキーラの最大市場として2017年比で約10%増になっている。2018年の動向の特徴は、上位2位から5位の入れ替わりがあり、ドイツがスペインを抜き、イギリスが9位から5位に上昇。ヨーロッパ勢が5位までを占めている。日本は微減で5位から6位に後退したが、アジア地域では1位を堅持した。全体的に、100%アガベテキーラが引き続き伸びを示している傾向が確認される。

テキーラの稼働蒸留所数
134ヶ所
(参考:2017年155ヶ所)


テキーラの稼働蒸留所数
テキーラの稼働ブランド総数
1732
稼働ブランド・蒸留所については、2017年に比べて蒸留所数が15%減少するも、全ブランド数は3%弱増加が見られる。他方、2018年の生産・輸出共にだが、3月の異例の降雪及びアガベの需要の拡大によるアガベ不足に見舞われたものの、生産・輸出共記録を更新する一年となった。






輸入総量は2017年に比べて微減となったが、100%アガベテキーラの全体の中で締める比率が1割以上になってきていることが注目される。ストレートで楽しむ対象としてレポサドが日本市場で最も好まれているクラスであり、カクテルベースとして便利なブランコがそれに続くという傾向は継続している。

数え切れないほどテキーラベースのカクテルがある中で、マルガリータは最も支持を得ているカクテルである。
イギリスの酒類専門誌Drinks Internationalが、世界のトップバーを調査し、発表する「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019」において、マルガリータは8位にランクイン。その他のテキーラカクテルでは、パローマが同ランキングで32位にランクインしている。
イギリスの酒類専門誌Drinks Internationalが、世界のトップバーを調査し、発表する「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019」において、マルガリータは8位にランクイン。その他のテキーラカクテルでは、パローマが同ランキングで32位にランクインしている。




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日墨外交関係樹立130周年記念年行事が
年間を通して開催。 -
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2月22日のNational Margarita Day同日に「マルガリータの日」の制定。
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メキシコのテキーラ&メスカルの主要機関CRT・CNIT・CRMサポートを受けて「TEQUILA JOURNAL 2018」発行。
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多くのテキーラやメスカル業界を代表する方々が来日し、日本未入荷ブランドが続々と発売開始。
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2017年に制定された7月24日の
「テキーラの日」記念イベントを初開催。 -
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青参道アートフェアと初コラボレーション!
アート×テキーラの新しい文化を発信。 -
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ファッション×テキーラのお洒落なイメージが
浸透、関連イベントを多数開催。 -
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ディズニー/ピクサー映画「リメンバー・ミー」の大ヒットで死者の日&カトリーナメイクの文化が日本にも普及。
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タコスブーム到来!
タコス専門店が続々オープン、メキシコ料理が
身近な存在に。 -
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オーストラリア発祥のアガベスピリッツに特化した世界的なイベント「AGAVE LOVE」が
日本上陸。「TEQUILA FESTA」と初共催。 -