



米国はテキーラの最大の市場として対2018年比で10%強増となっている。2019年の特徴は、上位4位までは変化なし、第5位に日本、第6位にカナダと続き、2018年には5位であったイギリスは7位へと後退したことなどである。

対2018年では総生産量は10%程度増加。基調として、アガベ100%テキーラとテキーラの差がより鮮明に開いた事が見受けられる。


対2018年比で、合計は20%弱増を記録したが、その増加は基本的には100%アガベテキーラの製造に見られたと言える。アガベ価格の高騰にも関わらず、需要の拡大が継続し、生産・輸出共に記録を更新することになった。

クラス別では、レポサドが約30%増及びアニェホが約14%増とストレートで楽しむ対象としての認知が高まったと言える。ただ、アニェホの増大はエクストラアニェホの激減分を吸収したものと思われる。ブランコが約10%増、ホベンが11%強増という傾向は、カクテルベースとして便利な特徴への評価を裏付けていると言えよう。

〈 出典:Drink International “Brands In Cocktails 2020” 〉

〈 出展:食品産業新聞社/2020年2月発表 〉
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2月22日「マルガリータの日」
記念イベントの開催。ファッションやアートとの
コラボレーション企画が定着。マルガリータに特化した初のカクテルコンペティション“Margarita of the Year 2019”が実施される。同日、テキーラの総合情報誌第2弾“TEQUILA JOURNAL 2019”の発行。 ブランドショップや百貨店、アートフェアなどでテキーラの販売やイベントの実施。伊勢丹メンズ館で設立80周年を記念したブルーノートレコードのアーティストや楽曲をテーマにしたオリジナルカクテルが提供される「テキーララウンジ@イセタンメンズ」の開催。 -
アエロメヒコ航空と日本航空の
コードシェアが開始。多くのテキーラやメスカルの
ブランドオーナー・アンバサダーが来日。メキシコがより身近な存在になり渡墨人数も増加傾向。旅行会社と共催するメキシコとテキーラの魅力を伝える「旅の学校」が始まり、テキーラやメキシコ好きが交流する新しいコミュニティの場として話題に。 来日記念セミナーやイベントを開催。日本未入荷ブランドのテキーラやメスカルが続々と発売開始。 -
ハリウッド俳優のチャーリー・シーン氏が
「テキーラの日」記念イベントのため来日。テキーラの総合情報サイト
TEQUILA JOURNALのHPがオープン。共同オーナーとなったテキーラDON SUEÑOSのプロモーションのため、7月24日の「テキーラの日」記念イベントに来日。ウェルカムパーティーの開催や、独占インタビューを実施。 日本初のテキーラ情報番組IMALUのテキーラチャンネル「まるっちょと¡Salud!」がスタート。メキシコ大使館でリリースセミナーを開催。番組初のメキシコ取材も実施。 -
ロブマイヤーと初のオリジナルテキーラグラスをJUASTが共同開発。 10月21日に「メスカルの日」が制定。 ハプスブルク家御用達の称号を持つオーストリアのシャンデリア・グラスの老舗メーカー「ロブマイヤー」のウィーンの工房を訪問し、アガベのデザインのエングレービングを施したサンプル「Tequila Phantasie(テキーラファンタジー)」を創作。 CRM(メスカル委員会)代表やオフィシャルアンバサダー、メスカルのブランドオーナーや生産者が来日し、記念イベントとして「AGAVE LOVE×TEQUILA FESTA 2019」が東京・大阪・名古屋で開催。 -
死者の日の文化やカトリーナメイクが定着。 テレビや雑誌でメキシコが多数取り上げられる。死者の日に関する様々なイベントや展示会などが開催。 -
JUAST企画協力の「メキシコ・テキーラ蒸留所巡りツアー」を年2回催行。 年間30名以上がツアーに参加。テキーラ蒸留所を訪問し、アガベの収穫体験やテキーラの製造工程を学ぶ。生産者との交流会も開催 CRT(テキーラ規制委員会)訪問やハリスコ州とCNIT(全国テキーラ産業会議所)が主催するEXPOに参加し、現地のテキーラに関する最新情報をリサーチ。