5月22日は「パロマの日」。パロマを飲んでお祝いしよう!日本でテキーラの記念日のひとつとして「パロマの日」を制定

5月22日は「パロマの日」。パロマを飲んでお祝いしよう!

アメリカで制定されたWorld Paloma Dayと同日を、日本でも「パロマの日」に制定し、テキーラの記念日のひとつとしてお祝いすることが決定しました。

 

 

「パロマの日」を一緒に盛り上げていただけるブランドや酒店店、各ブランドによるパロマのレシピ、その他キャンペーン情報など、パロマにまつわる情報を発信していきたいと思います。

<パロマとは?>
数えきれないほどテキーラカクテルがある中で、マルガリータは最も支持を得ているカクテルですが、現地メキシコでごく普通に親しまれているのがパロマです。
テキーラをベースに、グレープフルーツジュースとソーダまたはトニックウォーターで作るシンプルな飲み方であり、爽やかな味わいでカジュアルにも楽しめるのが魅力、「スクワート」や「フレスカ」というグレーフルーツソーダで割るだけの本場のスタイルも人気です。
イギリスの酒類専門誌Drinks Internationalが世界のトップバーを調査し、発表する”The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2020”においては、パロマは36位にランクインするなど、カクテルとしての人気が世界中に飛び火。今後、日本での人気向上が期待されています。

 

 

<「Paloma (パロマ)」の意味>
Paloma(パロマ)は、スペイン語で鳩という意味の女性名詞。野生の鳩を指すラテン語の単語に由来します。
対人コミュニケーションに関係する意味もあり、スポークスマン、呼売りをする人、性格の良い人として使われることがあります。

<カクテルとしての起源>
マルガリータ同様にいくつかあり、決定的な説はありません。

最も広く支持されている説として、テキーラ村の伝説的なバーのLa Capillaで、オーナーのJavier Delgado Corona氏によって作られたと言われています。当時、現地ではテキーラはストレートで飲むのが普通でした。ハビエルさんはシロップや色々な味をミックスするのが好きだったことから、ある日店のバーテンダーに、テキーラに氷とグレープフルーツシロップを入れたものを作るように頼みました。驚いた表情を見せたお店のお客を意識したのか、バーテンダーは氷なしのストレートのテキーラを出しました。ハビエルさんは、それを予想していたようで、持ち合わせのシロップを出して、カウンターで出されたテキーラに混ぜてパロマが出来上がりました。
また、Evans Harrisonというバーテンダーが、『リオグランデの有名なカクテル』という自著(発行年は不明)の中で、米国のテキサス州のリオグランデ地域で有名なカクテルとして自作のパロマを挙げているという説もあります。

 

<メキシコ大使館からのメッセージ>

 

José Alberto Cuéllar Álvarez農村開発省アジア・太平洋地域担当公使
「パロマの日」の制定を記念して、メキシコ農務省は、日本の消費者の皆様が、長い伝統に育まれて製造され、世界的にも盤石な存在感と高い評価を享受するお酒の一つであるテキーラの醍醐味を楽しめるようにご尽力下さった関係各位に心からの御礼を申し上げます。

その持ち味である爽やかさとシンプルさで、「パロマ」は飲食店で最も注文の多いカクテルの一つに数えられるようになりましたが、今後、ホームパーティや家族の集まりでも愛される飲み物になることを願っております。「パロマ」は、メキシコ料理には相性は抜群です。

テキーラで乾杯をするのに楽しい口実は事欠きませんので、本日この機会を利用して、メキシコと日本という友好的な二国を結びつける友情の絆を祝って乾杯したいと思います。「サルー!」「乾杯!」

 

Emmanuel Trinidad文化担当参事官
〜La Paloma tequilera. テキーラカクテル パロマ〜

パロマの起源については諸説あります。テキーラ村の有名なバーで生まれたという説もあれば、米テキサス州のリオ・グランデ川地域発祥という説もありますが、後者については間違いということが分かっています。

テキーラとグレープフルーツ味の炭酸飲料の織り成すこのカクテルが、いつから「パロマ」と呼ばれるようになったかは、実ははっきりとしていません。しかし、1960年代からグアダラハラの街で飲まれ始めると、80年代には同地のあらゆるフィエスタや集まりで楽しまれるようになったことが知られています。

その後、首都メキシコシティでも人気を博し、90年代になるとメキシコ全土で親しまれるようになり、アメリカ合衆国でも「パロマ」の名が広まりました。
とは言え、何より重要なことは、グレープフルーツと塩の爽やかさのおかげで、テキーラのしっかりとした味わいを堪能できるのはもちろん、暑い日には清涼感が嬉しいという優れた特徴です。ですから、日本のアミーゴの皆様とパロマの美味しさを分かち合うことができて、この記念日だけでなく、他の多くの日でもこのカクテルを祝い、味わうことできるようになれば、実に素晴らしいことでしょう。

JUAST関係者各位とすべてのテキーラアミーゴの皆様、平素よりメキシコとその文化へ関心を寄せて下さいまして、ありがとうございます。当大使館から楽しい「パロマの日」とご健康(サルー)をお祈りします、それでは皆さま、乾杯(サルー)!

 

 

パロマの日オフィシャルサイト

https://palomaday.jp/